即レスの"代償"〜ビジネスの基本に隠された落とし穴〜

こんにちは!VideoFreaksです👨‍💻

 

"即レス"

と聞いて悪いイメージを抱く方は多くは居ないでしょう。

中には、ビジネス外での即レスは疲れる。や、

昼夜問わずに相手の現状を把握せずに返信してくる。

など、マイナス的なイメージも無きにしも非ずですが、本記事では、ビジネス上においての"即レス"についてお話し致します。

 


ビジネス書籍や起業系書籍にて

「即レスは正義」

「即レスできない者に仕事はない」

というフレーズ等を良く目にした事はありませんか?

書籍によっては、

 

「できるできないでは無い、やるかやらないかだ」

「成長する人間は皆断らない」

「OKしてからどうするのか考えろ」

 

と、正に即レス=正義=即OKと言わんばかりの題目や内容が散りばめられているのも、今となってはさほど珍しい物でもなくなってきています。


フリーランスや起業、仕事術といったトピックに興味がある方は1度は目にした事のある項目だと思われます。


そんな周知の事実になりかけている"即レス"に実は落とし穴があり、その見分けがつかない方が多いのもまた事実だとご存知でしょうか?

 

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皆さんは自身で起業し仕事を受注した際に、何でもかんでも"OK"していませんか?


または、フリーランスの方や、業務委託等を請け負っている自営業の方に仕事を発注した際何でもかんでもら"OK"している方に出会した事はありませんか?

そして、そんな方に不安を覚えた事はありませんか?


私達は即レス≠即OKだと考えています。

そもそも、即レス=即OKと捉えがちな方が何故こんなにも増えてしまったのか。

その落し穴に何故気づかないのか。


それは、かのスティーブ・ジョブズが起業時にまだ開発すら始まってもいないパソコン『'Apple'Ⅱ』の契約を販売代理店に対し「できる」と確信的に発言し契約を結んでいた。だとか、

イーロン・マスクが「地下トンネル構想」を提唱してから実現し、都市渋滞の解決に尽力した。

等の本当にそんな事ができたのか?と思わんばかりのドラマと共に、書籍等で語られている事が前述した様に、捉え方が間違っていたり、誤ちに気づかない人の量産に一役買っている事は間違いないでしょう。


彼らには組織があり、協業できる仲間があり、有言実行する力と財力があったからこそ、即OKにより0から1を産み出すことができたのです。

ですから、何も持たない人が無責任に即OKを出す事は全くの別物と理解しないといけません。


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いいえ。そんな事はありません。


ここで1つ勘違いをしないで頂きたい事があります。

それは、即OKの概念が"悪"なのではなく、思考せずに即OKをしてしまう事が"悪"なのであり、ジョブズやイーロンが大業を成し遂げれたのは、彼らだからこそ。という事です。


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ではここで、なぜ熟考せずに即OKを出す事がダメなのか。について考えるにあたって、少し皆様の記憶を遡ってみて下さい。


商談等の決定事項が交差する場面での中、いつまでも悩んでいる人から仕事の遅さを彷彿した事はないでしょうか?

また、その人から良い返事を貰えた事がどれくらいあったでしょうか?


メール等密にやり取りを行う際に、質問に対して何の音沙汰もなく、イライラさせられた事はないでしょうか?


他者と繋がりを持ち、仕事をしている方なら誰しもが経験した事のあるエピソードを幾つか例題として上げましたが、この様な誰しもの経験上からも見て取れる様に、とにもかくにも、スピードという事のみに焦点を置けば、間違いなくビジネスにおいて"遅い"は"悪"であり、何事に対しても遅い人が負い目を見る事は周知の事実であります。


加えて、ビジネスというものはあらゆる視点、環境、相場等が常に変動するものでありその流れに乗れず後手後手に回っている人とわざわざ仕事したいと思う方は居ませんよね?


したがって、依頼する側は即OKが返ってくると、とても気持ちがいい。それに加えて、"仕事を形にしなければ"と言う不安から逃れる事ができる。

依頼される側も即OK返した事により、その時点で仕事が完了した気になり、自分のフットワークの軽さをアピールできたと思う。

お互い単発的なやり取りで完結した事により、このまま澱みなく案件が終息に向かい気持ちがいいまま終われる。


・・・と、錯覚してしまう。

だが実際には、気持ちのいいスタートの代償に両者の真の思惑や目的が後回しになり、時間が経てば経つ程本当に必要な情報のやり取りや、質問ができなくなってきます。


会社とは1つのグループであり、木の集合体である森の様な物です。

そのグループの中で、1本の木が自分の成長の為だけに、不都合な事に目瞑れば必然的に集合体の秩序は乱れてきますよね。


木を見て森を見ずとはまさにこの事だと思いませんか?


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ここで1つの勘違いしてはいけない事があります。

それは、


"即レス"と"即OK"は違う。


という事です。


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"即レス"とは受信後にすぐ様返信をする行為の事であり、"即OK"の様に安請け合いする事とは決して同義ではありません。


もしあなたのビジネスマインドが、

「千載一遇のチャンスだから何がなんでも」

「断ると二度と仕事がこないかもしれない」

「即OKする業者比べると見劣りする」

「断ると悪い噂が立つかもしれない」


と言う風に、人に嫌われたくない一心で仕事を請け負い、何に対しても即OK=即レスという勘違いをしているのなら、今1度自分の仕事が責任のある即レスか安請け合いの即OKなのかを考えるべきです。


仕事は人に好かれてこそ繁栄するものであるが、人に好かれる為だけに自己を捨ててまで請け負う仕事に未来がないのも事実だと思いませんか?


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人間は、日々の中で一日約9,000回もの意思決定を行っていると言われています。


ビジネスが上手な人は皆共通して、その約9,000回の意思決定の中で自分の思考で物事を見聞きし、無意識的な判断をできるだけ削いでいるものであります。


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真似するだけで良い訳ではありませんが、意識する事に慣れると言う意味においては、何もしてこなかった人は直ぐにでも始めるべきでしょう。

それ程の価値はあります。


何事にも意識を向けるという事に慣れてくると、日々の中に判断材料を見出せる様になり、少ない時間でありとあらゆる事を想定し、頭をフル回転させる癖がついてきます。

そうすると、無意識下で判断していた仕事の請け負いや、"YES""NO"に対して自己の意思がいい意味で混入し、運良く急な仕事が舞い込んできた時にでも最悪のケースを想定し、「請ける」「請けない」の決断を迷わず間違えずに下せるでしょう。

 

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前述致しました通り、ビジネスにおいて即レスは鉄則です。

ですが、安請け合いだけは決してしてはいけません。

なぜなら、安請け合いをした事がきっかけで、グループの一員であればグループの信頼を、個人事業主であれば貴方自身の信頼を地に落とす事も起こりうるからです。

 

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それは、仕事の依頼が来た時に既に始まっています。

どの様な方から依頼が来ても、まずは即レスにて挨拶や、感謝の意を述べ相手がどんな方なのかを知ろうとして下さい。


しかしここで、1つ注意すべきポイントがそれに合わせて即OKをし出てはいけない。という事です。


挨拶や感謝はあくまでも、ファーストコンタクトの印象を良くするものであり、仕事の内容が決まっていく場ではないのです。

お互いの挨拶が終え落ち着いた後で、仕事の内容を改めて確認して下さい。


もう一度言いますが、確認するのはあくまでも、"お互いの"挨拶等が終えた"後"です。


自分が言いたいことだけを言って即座に仕事の内容に移ってしまっては、相手の呼吸やタイミングを乱してしまい、仕事が決まるものも上手く決まらなくなる可能性も視野に入れて置いて下さい。


しっかりと、意思疎通の確認が取れた後に、納期や報酬等の話をしても遅くはありません。

仕事を請け負いたい一心で即OKをする人は、この納期や報酬等の確認を怠り、後から首が回らなくなり、結果的には自己のブランディングを下げる事を繰り返し、

終いには仕事として確立できないと見限りせっかくの自分の土俵から降りるはめになります。

その反対に、断る勇気を持つということは、自己のブランディングを高める事に繋がります。


ですので、即レスは基本ではありますが、その中に"即OK"を混合させてはいけない。

と覚えておいて下さい。


本当にあなたを必要してくれているクライアント様は、本来は突かれたくない部分を突いても返すべき事はしっかり返してくれますし、そんな事で関係が破綻する相手ではありません。


また、慣れてきたクライアント様とのやり取りですと、冒頭から依頼内容について触れても大丈夫にはなってきますが、あくまでもクライアント様は他人であり、大事なお客様なので無礼だけは無い様に気をつけて下さい。

 

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いかがでしたか?

少しでも自分に思い当たる節がある方は、事故の見直しを、

少しでも委託業者に類似点を感じた方は、委託業者の見直しを検討されてはいかがでしょうか?


日本人の"NO"と言えない習慣から脱却し、

委託する側も委託される側も、"NO"と言わない事が礼儀であり、美談であるという意識から変えていく必要はあると思いませんか?


ビジネスにおいて正解等は存在しませんが、貴方自身であらゆる局面を180°ひっくり返すことができる事も、また事実だと私達は思っていますが、貴方はいかがですか??

 

 

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